学習指導案
チャレンジ!米づくり(2) 〜ごはんパーティをしよう〜
佐賀県 佐賀市立西与賀小学校
古賀公子(T1)
山口正彦(T2)
No.000046 1999/11/11
1.指導にあたって
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○ |
本学級の2年生は植物の栽培の1つとして、5月からバケツでの稲作りに取り組んできた。自分のバケツに種蒔きをし、水の管理も自ら行い、時には失敗もしながら成長の様子をその都度観察ノートに記録してきた。夏休みは自宅で世話をしたかいもあって、この秋少量だが見事に米を実らせた。また、稲刈り、籾すりもJAの方の協力のもと、すべて自分たちで行った。長期にわたるこれらの活動を通して、子どもたちは食物を作ることの難しさを感じるとともに収穫の喜びも味わったことと思われる。
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□ |
本学級の子どもたちはこれまでにコンピュータのキューブペイントで絵を描いたり、文字を打ったりする経験を積んできている。2年生ではそれらの経験を元に、1学期にキューブプロジェクタを使って、これまでの米作りの活動内容をまとめた「お米アルバム」を作った。さらにそれをあしのこネットワークに発信したり、掲示板に貼ったりして表現活動の楽しさとそれを発信する喜びを味わってきている。
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○ |
自ら世話をして育て上げる中で稲の成長の仕方を理解するとともに、収穫の喜びを味わうことのできる教材である。
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○ |
米作りの経験を通して、農業のさかんな西与賀町や地域の人々とのつながりを深め作物を作るための努力や苦労を感じさせるとともに、作物を作る人々への感謝の気持ちを持たせることのできる教材である。
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□ |
キューブペイント、写真など使って意欲的な表現活動ができる教材である。
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○ |
つかむ
これまでの活動を振り返り、困ったこと、嬉しかったこと等を想起させるために、これまでに作った「お米アルバム」や観察ノート等を活用させる。
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○ |
さぐる
自分たちが作った米を他の人にも食べてもらう事を計画することにより、日頃お世話になっている身の回りの人たちの存在を意識づけたい。
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○ |
つくる
招待状を作る方法を自分で選択できるように、必要な機器、資料、用具などを揃えておく。
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○ |
つたえる
収穫の喜びをともに味わい、感謝の気持ちを十分表わせるようなごはんパーティになるような雰囲気を作りたい。
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2.単元目標
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○ |
収穫の喜びを味わい、米作りでお世話になった人たちに感謝の気持ちを表わす。(関心・意欲・態度)
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○ |
感謝の気持ちが相手に伝わるよう、招待状の作り方やごはんパーティの内容を工夫する。(思考・判断)
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□ |
絵や写真、コンピュータなどを使い、自分が作りたい内容の招待状を作る。(技能・表現)(情報活用能力)
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3.単元計画
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単元構成の基本的な考え方
本単元では収穫の喜びや感謝の気持ちを招待された人と共に味わえるような「ごはんパーティ」を開きたい。そのために、デジタルカメラで撮った写真や「お米アルバム」を再度見せたり、収穫した米を見て喜びを味わったりした上で、キューブペイントなどを使って楽しみながら招待状を作ることは「招待する人に喜んでもらおう」という気持ちに働きかけるのに大変有効だと思われる。そこで情報の意識化、収集、生成の段階で活用できる情報機器を位置づけた単元を構成する。
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段階 |
主な学習活動 |
教師の支援
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教育機器
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つ
か
む
2
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さ
ぐ
る
2
/
つ
く
る
6
(本時
2/6)
/
つ
た
え
る
2 |
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○ |
これまでの活動を表にした「お米ごよみ」を見せることにより、活動を確認させる。 |
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・
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観察ノートを参考にしたり、自分たちでデジタルカメラで撮った写真を見たりするよう促し、想起の手助けをする。 |
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情報の意識化
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フロッピー |
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コンピュータ |
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液晶プロジェクター |
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情報の収集
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情報の選択
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情報の処理
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情報の生成
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コンピュータ |
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プリンター |
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液晶プロジェクター |
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コンピュータ |
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液晶プロジェクター |
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情報の発信
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情報の伝達
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コンピュータ |
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液晶プロジェクター |
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○ |
今の気持ちを出し合い、収穫したお米をいつ食べるか話し合う中で、多くの人の協力があってやり遂げられたことに気づかせ、助けてくれた人にも食べてもらいたいという気持ちを引き出す。 |
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おせわになった人をしょうたいして、ごはんパーティをしよう
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○ |
自分たちのこれまでの活動や気持ちが十分に表れるような内容になるよう助言する。 |
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自分たちの作った米を食べてもらいたいという気持ちで、意欲的に話し合っているか。 |
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4
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招待状を作る。 |
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紙に絵を描く |
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キューブペイントで |
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・ |
写真を印刷して |
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○
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書く方法は個人で選択させ、絵や写真もつけて、これまでの活動や米作りへの思いを盛り込んだ楽しい招待状になるよう、いろいろなアイデアを出させる。 |
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・ |
決めたことは計画カードに記録させておく |
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○ |
レイアウトなどは自由にし、意欲をもって作業ができるようにする。 |
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・ |
機器の操作は必要に応じて教師が援助する |
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自分なりの方法で絵や文を工夫し、パーティの内容や来てほしいという気持ちが伝わる招待状を作っているか。 |
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・ |
Eメール、郵送、手渡しなど、相手に合わせた送り方をさせる。 |
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・ |
Eメールについては教師で送信する。 |
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○ |
これまでの活動の様子を紹介したり、困ったこと、嬉しかったこと等の様々な思いを伝えたりする中で、米作りに協力してくれた人に対する感謝の気持ちも表わせるよう内容について助言する。 |
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・ |
これまでに作った「お米アルバム」を活用させ、歌や劇などで表現させるなど、楽しい発表になるような工夫をさせたい。 |
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○ |
招待した人たちと収穫の喜びを共に味わい、これまで指導してもらったJAの方や世話を手伝ってくれた家の人などに感謝の気持ちを表わせるような雰囲気になるよう気を配りたい。 |
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4.本時の目標
5.準備
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| コンピュータ(Windows98) 10台、プリンター 4台、デジタルカメラで撮った写真 |
| 観察ノート、用紙、色鉛筆、クレヨン、サインペン、のり |
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6.本時の展開
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主な学習活動 |
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○ |
米づくりに協力してくれた人たちの写真を見せたり声を聞かせたりして、感謝の気持ちを高める。(T1)
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・ |
作り方について確認する。 |
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2
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計画にそって招待状を。
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キューブペイントで絵や文をかいて |
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・ |
デジタルカメラで撮った写真を印刷して |
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絵や文を直接かいて |
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計画カード |
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コンピュータ |
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プリンター |
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キューブペイントで絵をと文をかき、印刷する。 |
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デジタルカメラで撮った写真を呼び出し、使う写真を選んで印刷する。 |
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観察ノート |
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招待状用用紙 |
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米づくりマニュアル |
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デジタルカメラで撮った写真 |
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○ |
机間指導で、自分のめあてに合った作り方をしているか、自分の気持ち等も付け加えているかなど、確かめながら個別に助言していく。(T1・T2)
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キューブペイントを使う子はできるだけ簡単に描くよう指導する。(T1)
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写真を使う子は活動のよく分かる写真を選んで印刷するよう、選び方を助言する。(T1)
機器の操作に戸惑っている子は個別に援助する。(T2)
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自分が選んだ方法で工夫し、楽しみながら作っているか。 |
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○ |
子どもなりのアイデアを誉め、作る意欲を高めてやる。(T1)
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日時、場所など必要な事項や、自分の気持ちなども書いているか。 |
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○ |
机間指導で、内容について不足している子には助言する。(T1)
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○ |
できたところまでを発表することにより、他の子への参考にさせたい。
また、良かった点を誉め、次時への意欲につなげたい。
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