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学習指導案

動くもののはたらき(第2次)

使用ソフトウェア・教材

教育用統合ソフト
キューブシリーズ

表計算・グラフ

キューブセンサー

三重県 松阪市立第五小学校
小林 正則

No.000276 1996/01/30

 

1.学習内容

 
坂を転がるおもりが物に当たったときの、おもりの速さと物の動く距離の関係を調べる。
光センサー2本を使って坂を転がるおもりの速さを測定する。
 

2.本時の目標

 
坂を転がって下りるおもりが物に当たったときの、おもりの速さと物が動く距離の関係を調べ速く動くものほど、当たったとき、他の物を動かす働きは大きいという見方や考え方ができる。
コンピュータを使っておもりの速さを測定することができる。
 

3.コンピュータ活用の意図


この単元で、ふりこの速さや坂を転がって下りるおもりの速さの違いをくらべることがある。ところが、これまで直接速さを測定することは、5年生の児童には難しかった。そこで、コンピュータを使うことにより、おもりの速さを測定することができれば、おもりの速さと物を動かす働きの関係がはっきりわかると考え、コンピュータを使うことにした。

4.準備物

 
(各班)
実験セット、 パソコン、 各班のデータディスク、 実験計画カード、 実験まとめカード
 
(全体)
パソコン 1式、 キューブセンサーセット(光センサー2本)、 懐中電灯(2本)、 実験セット 
 

5.実験装置



6.実験方法

 
光センサー2本を坂の最後のところに5CMの間隔を開け設置し、2本のセンサーをおもりが通過する時間を測定する。
キューブセンサー使用)
測定結果をキューブカルクの表(表1)に入れ、おもりの速さを求める。
表1の結果からおもりの速さと物の動いた距離の関係をグラフ化する。
キューブカルクのグラフ機能
 

7.実験結果


おもりの速さと物の動いた距離
(傾きがなだらかな時)

2目盛 3目盛 4目盛
動いた距離
(CM)
3.0 5.0 7.0
おもりの速さ
(秒速 CM)
38.46 55.56 71.43
センサー1
の測定値 (秒)
0.67 5.71 0.77
センサー2
の測定値 (秒)
0.80 5.80 0.84
2点間の
時間差 (秒)
0.13 0.09 0.07
センサーの
距離 (CM)

センサー1とセンサー2の測定値を入れると、おもりの速さがでるようにしておく。
動いた距離は、別に数回測定し、平均を求めておく。
 

物が動いた距離と、おもりの速さ(秒速)をグラフに表した。
おもりの速さと物を動かす力の関係がはっきりわかる。
物が動いた距離と、おもりの速さ(秒速)をグラフに表した。
おもりの速さと物を動かす力の関係がはっきりわかる。

8.実験結果からわかったこと (実験結果カードから)

 
グラフを見て、だんだんあがっている。速さが速いと、物の動くきょりが長い。
おもりが動いたきょりは、高い所から転がす方がよく動いた。おもりの速さは高いところから転がすほど、1秒に進むきょりが多い。
おもりの速さが速い方が、動くきょりが大きい。
 

9.実験を終えて

 
5年生の2学期に算数で速さの求め方を学習しているが、光センサーの2点を通過する時間から、速さを求めることは難しい。しかし、表に入力することで、自動的に速さが求まるようにしたので、混乱することは少なくなった。
グラフ化することによって、おもりの速さと物の動く距離の関係がわかりやすかった。
2本のセンサーを使って速さを測定することは、正確には衝突のときの速さとは言えないが、本時の学習のねらいが、速さと物の動く距離の関係を調べることにあることを考えると、この方法でもよかった。しかし、今後、さらに厳密に速さを測定する方法を考えていく必要がある。

 

 

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