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みかんの木を育ててみよう

第7回キューブ活用コンテスト教材開発実践部門コミュニケーション賞受賞 No.000393  2001/10/19


学校種・学年 小学校3学年
教科 総合的な学習の時間 、(情報教育)
小学校3年 総合的な学習の時間 学習指導案/指導計画/授業アイディア
学校名 福井県 越廼村立越廼小学校
作成者・発表元 竹澤 秀之 
使用ソフトウェア・教材 チャット(キューブミーティング)
メール(キューブメール)
教育用統合ソフト キューブシリーズ製品情報


1.単元名


みかんの木を育ててみよう


2.単元のねらい


豊かなコミュニケーションの能力を自然に身につけることができる。
自己実現を図ることができる。


3.単元について


本単元は、児童の実態を受けて、長期的な課題解決の活動を経験させ、その中で自己実現を図ることができる児童の育成、また、他校との教育交流を行うことで豊かなコミュニケーションの能力の育成をめざすものである。

「みかんの木を育てる」学習活動では、1年間という長い間その課題を持ち続け解決していかなければならないようにできている。また、その中でみかんの産地である三ケ日西小学校との教育交流や地域のみかん農園のおじさんとの交流がキーポイントになっている。

この単元を構成することにより、児童に長期的に根気強く課題を解決していく態度、能力が身につくことを期待している。また、地位の人との交流だけでなく他地域の人との交流も自然にできる児童の育成をめざしている。

4.ねらいに迫るための具体的な手だてや支援


自己実現を図る児童の育成
自分の課題を解決していくのが自己実現であるが、すべて自分だけで解決していかなければならないものではない。そこでポートフォリオ評価やグループなどでのディスカッション、を多く取り入れることで自己表現を図る児童の育成を図る。

豊かなコミュニケーションの能力の育成
豊かなコミュニケーションの能力とは、本校では友達同士意見を交わしあうことや、課題解決のためいろいろな人と意見を交わしあえる力や、自分の考えをたくさんの人に伝える力などと定義している。そこで、グループなどでのディスカッションや、地域の人との交流、三ケ日西小学校との交流を取り入れることで、豊かなコミュニケーションの能力の育成を図る。

5.単元の構想(全60時間)


評価の観点
(関): 学習活動への関心
(思): 総合的な思考・判断
(技): 学習活動に関わる技術・表現・情報活用の実践力
(知): 知識を利用し総合する力
   
つけたい力・望む姿
(色テキストは情報教育で
      つけたい力に関すること)
学習活動

教師の支援・★しかけ

 1学期

12時間配当

みかん畑の位置を、いろいろな方法で調べることができる。
(思)

役場の人に聞く場合、取材のマナーを身に付けることができる。
(技)

越廼村にみかん畑があることを知る。(知)
   

越廼村のみかん畑の所在を調べる

(4h)

越廼村のことについては、地域の人がとても詳しく、特におじいちゃんやおばあちゃんが詳しいことを伝える。

社会科副読本を活用し、社会科との関連を深めていく。この場合は地図記号の学習とつなげていく。
   
インターネットで調べる場合、使い方を教える。

農園のおじさんに連絡をとる方法を考えることができる。(技)

電話帳で電話番号を調べる事ができる。(技)

電話帳で住所を調べることができる。(技)

おじさんに連絡をとる方法を考える

(2h)

連絡をとる方法は、電話と手紙の2つが考えられるが、おじさんとは初対面であることから、手紙で連絡をとるように促す。また、手紙の場合は、郵便局の人にいろいろなことを聞く活動が予想される。

郵便局の人に手紙の出し方を丁寧に聞くことができる(技)

農園のおじさんに、みかんについてのお願いの手紙を書くことができる。(思)

友達と協力して、手紙を入れる封筒を作ることができる。(技)

おじさんに手紙を書き連絡をとる

(4h)

郵便局の人に電話で、手紙の出し方を教えてもらえるように前もってお願いをしておく。
   
農園のおじさんへの手紙については一人一人の手紙の書き方を個別に指導する。
   
「みかんの木は貸してあげることができない」と農園のおじさんに返事をもらった。しかし、その返事の意味は、「みかんの木は、育てるのがとても難しく、年や木によっては全く出来なかったりするので、せっかく子どもが作ってもかわいそうなことが起きるかもしれないから。」との事だった。このおじさんの気持ちを子どもたちに理解させたい。

三ケ日西小学校の子ども達と楽しく自己紹介をすることができる。(関)

自己紹介の時のマナーについて理解することができる。(技)

三ケ日西小学校の子と交流しよう

(2h)

三ケ日西小学校の子どもたちとチャットを使って、自己紹介を行う。このチャットは、通信記録がすべて残るので、その会話を後で子ども達に見せることができ、ネチケット教育に生かすことができる。





36



みかんを植えるときの注意を今までの経験から考えることができる。(知)

みかん作りについてのアイディアは、詳しい人に聞く方法がよいことだと考えることができる。(思)

農園のおじさんに丁寧におしえてもらうことができる(技)

みかんの育て方を調べ、知ることができる。(知)

どんなことに注意して育てるかを考える

(12h)

ひまわりを育てたときに、注意したことを思い出させながらみかんの植え方を考えさせる。

ひとりひとりの課題にさせるために、ワークシートなどを使って自分の意見を先に書かせる。
立派なみかんを育てようとする気持ちを持つことができる。(関)

草刈りや農薬散布を手伝い、みかん作りの苦労を感じることができる。(関)

路線バスを使って、目的地に行くことができる。(技)

収穫の喜びを味わうことができる。(関)

体験したことをまとめることができる。(技)

みかんの育て方について一年間を通してある程度見通しができる。(知)

草刈りを体験する

(4h)

薬をまくのをみてみる

(4h)

収穫をする

(4h)

農薬散布は虫が発生したときにやるものなので、時期がはっきりしない。農園のおじさんと連絡をとりあいながら、見学に行く日を決める。

路線バスで見学しに行くときは、お金の管理を子ども達にさせる。バスの時刻や運賃なども事前に子ども達で調べさせておく。

体験から帰ったら、必ず、やったことわかったこと、次にやりたいことを書かせる。

簡単なみかん年表をクラスで作成させる。

越廼村のみかんを三ケ日西小学校へ宅配便を使って送ることができる。(技)
越廼村のみかんを三ケ日西小学校に送ろう

(2h)

みかんの宅配については、郵便局を利用し、1学期の学習と関連づける。

すっぱい、甘いという味の違いに重点をおき、好きかきらいかという視点にはあまり重点をおかないようにする。

味の違いがどうして出てきたのかを疑問に思うことができる。(思)

みかんについて分かったことを、三ケ日西小学校の子に伝えることができる。(技)

マナーを守って、話し合いができる。(技)

味の違いの原因をさぐるために課題解決の方法を考えることができる。(思)
味の違いの原因をさぐる

(6h)

どうして味の違いがでたんだろうか、お互い話し合おう(本時)
今までの学びのファイルをもとに、三ケ日西小学校の子に伝えたいことをあらかじめ用意させる。

越廼小学校と三ケ日西小学校で同じワークシートを用意して、子どもたちに書かせる。

チャットでのマナーについて、考えさせる。

今までの学習が分かるように草刈り体験や農薬散布の写真、また簡単なみかん年表などの資料を用意しておく。

わかったことをもとにみかんの木を植えることができる。(思)
今までわかったことをもとにみかんの木を植える

(4h)

農園のおじさんにゲストティーチャ―として学校に来てもらい、子ども達にアドバイスをしてもらう。




 
12



みかんの木が冬を越すための準備をすることができる。(技)
みかんの木が冬をこせるようにする

(4h)

農園のおじさんに時期を聞きながら、準備を進める。こもかけが必要ないならば、しないことも考える。

今までの学習をまとめることができる。(知)

学習のまとめをみんなに発表することができる。(技)
来年の収穫のために学んだことをまとめる

(8h)

今までの学習が分かるように、みかん年表をクラスみんなでまとめあげよう。

インターネットでの紹介は、子ども達の調べてきたことをスキャナで読み込みそれをホームページにのせる。

     

6.本時の学習活動



<本時の目標>
みかんの味の違いの原因を探るための話し合いができる。
マナーを守って、話し合いができる。


<メディア>

ハイパーキューブNet

会議室

    
<本時の展開>


つけたい力・望む姿(色テキストは
情報活用の力に
関すること)

学習活動 教師の支援・★しかけ
チャットでのマナーを理解して、それを実行することができる。(発表、チャットの記録)

意欲的に三ケ日西小学校の子と話し合いができる。(児童の様子、チャットの記録)

みかんの味の違いについて、その原因を探ろうとすることができる。(児童の様子、チャットの記録)

自分たちが体験してきたこと、分かったことを相手に分かりやすく伝えることができる。(チャットの記録)

友達と相談しながら、チャットをすることができる。(児童の様子)
1つのグループに越廼小学校の子2人と三ケ日西小学校の子5人の7つのグループを作り、チャットを行う。

チャットでのマナーについて考えさせる。

キューブサーバは授業の前にたてておく。

先生の話の時は、児童は中央の机に集まり、話を聞く。

学びのファイルを見ながら考えさせる。

体験したことや分かったことが想起しやすいように、草刈りや農薬散布の写真や簡単なみかん年表を用意しておく。

授業の時間の目安は、導入の時間は5分、チャットの時間は35分、まとめの時間は5分とする。


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