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食べ物のはたらきを調べよう

第7回キューブ活用コンテスト教材開発実践部門準グランプリ受賞 No.000501


学校種・学年 小学校 3学年
教科 特別活動(学級活動)、(情報教育)
小学校  特別活動 学習指導案/指導計画/授業アイディア
学校名 愛媛県 新居浜市立垣生小学校
作成者・発表元 垣生小学校中学年部
使用ソフトウェア・教材 ホームページ作成(キューブページ)
教育用統合ソフト キューブシリーズ製品情報


1.題材名


好き嫌いをせず何でも食べよう


2.題材設定の理由


心身ともに健康な体を作るためには、好き嫌いをしないで、赤・黄・緑の食品をバランスよく楽しく食べることが大切である。学校給食は、食品の組み合わせや栄養を考えた上で献立が作られ、成長期にある児童の健康の保持増進と体力の向上に大きな役割を果たしている。しかし、好き嫌いがある児童も見られ、栄養についての知識にも個人差が大きい。そこで、食べ物が自分たちの成長や健康に大切な働きをしていることを学ぶことは、各自の好みによって左右されがちな食生活を見直し、食品の栄養や働きを理解して食べることなどの自己管理能力の育成につながると考え、この主題を設定した。

本学年のほとんどの児童は、給食の時間を楽しみにしている。しかし、時間内に食べ終わることができなかったり、嫌いなものは取り除いて食べたりしている児童も少なくない。給食に使用される主な食品について好き嫌いに関するアンケートを行ったところ、「嫌いな食べ物がある」と答えた児童は、84%であった。そのうち野菜が嫌いと答えた児童がたいへん多かった。給食を残さずに食べている児童も食べ物の栄養や働きを考えて食べているとはいえない結果であった。日々の給食の時間には、献立の紹介とともにその日の食品が赤、黄、緑のどのグループにあてはまるのかを紹介しており、ほとんどの子どもたちが、どの食品がどのグループに入るのかをほぼ理解している。しかし、それらの食品が自分たちの体の中でどのような働きをしているか、不足すると体にどのような悪影響をおよぼすのかということに関心を持っている児童は少ない。

そこで、本時は、まず、好き嫌いの調査の結果をもとに話し合うことを通して、嫌いな食品の傾向に気づかせ、嫌いな食品や興味のある食品の栄養や働きについて調べさせたい。なお、調べる時には教師が自作したコンピュータによる検索資料を活用させ、必要な情報を自ら検索しながら、個々の課題に応じた主体的な学習ができるよう工夫しておきたい。

また、学校栄養士が資料を提示したり、実験をしたりすることにより、嫌いだと答えた食品も体の役に立っていることを学び、バランスよく食べることの大切さを感じとらせたい。さらに、日々の給食作りでは、3つの食品群をバランスよく取り入れていることや子どもたちに全部食べてもらうために工夫していることなどを話してもらい、健康な体を作るために、好き嫌いせず、何でも食べようとする意欲を持たせたい。

3.本時


(1) 本時のねらい
どの食品も健康な体を作っていくために大切な働きをしていることを理解し、健康な体になるために好き嫌いなく何でも食べようとする意欲を持つ。

(2) 準備物
アンケート結果のグラフ・食品の絵・ワークシート・パソコンによる検索資料・実験用具・今日の給食の献立

(3) 展開

学習活動 ○支援・●評価
1. アンケートの結果をもとに話し合い本時の学習課題をつかむ。
なぜ嫌いなものも食べなければならないのだろう。
嫌いな食べ物調べのグラフを見て話し合うことから、嫌いな食べ物が多いことに気づくようにする。(T1)

食品は、その働きによって赤・黄・緑の3つのグループに分けられることを思いださせるようにする。(T1)

食べ物のはたらきを調べよう。

2. 調べたい食品を選び、どのグループに入るか予想し、コンピュータを使ってその働きを調べる。

 
 

 
 

 

3. わかったことを発表する。
 
 

4. 栄養士さんの話を聞く。
児童が自由に活用できるように、ワークシートの記入や調べ方を個別に支援する。(T1)

コンピュータによる検索の仕方を説明し、わからない場合は個別に支援する。(T2)

さらにくわしく調べたい児童や用語のわかりにくい児童などへの助言をする。(T3)

調べたい食べ物の働きがわかったか。

赤、黄、緑の食品のはたらきを確認し、3つの食品群をバランスよく食べること大切さに気づくようにする。(T1)

緑の食品群の働きが理解できるように、血液の流れを示す実験を見せる。(T3)
給食には、赤、黄、緑の食品がバランスよく使われていて、みんなの体を元気にするように考えられていることに気づかせる。(T3)

いろいろな食べ物の働きがわかり、なんでも食べようとする意欲が持てたか。

5.

学習のまとめをする。

これからがんばりたいことを書き、嫌いなものを食べようとする意欲を高めたい。(T2)



(4) 事後指導
ワークシートを持ち帰らせ、保護者の意見を聞き、家庭との連携で食品の改善を進めていけるようにする。
給食の時間に、本時の学習を思い出して食べている児童をほめ、励ますことで、意欲の継続を図る。

4.作品


第7回キューブ活用コンテスト教材開発実践部門準グランプリ受賞


5.考察



自分の嫌いな食べ物や興味のある食べ物の働きをパソコンで進んで調べることができた。
学校栄養士の実験や話から、野菜が大切な働きをしていることを改めて感じとることができた。
食べ物の働きがわかり、給食の時間に嫌いな食べ物も食べようと努力する姿が見られるようになった。

 

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