学習指導案
友だちに手紙を書こう
栃木県 宇都宮市立緑が丘小学校
大出 歩・土屋 紘子
No.000539 2002/10/31
1.単元名
2.単元について
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本単元では、友だちとの手紙の交換と、それについての感想を書くことの二つの活動を行う。これは、学習指導要領にある「B書くこと」の言語活動例のうち、「伝えたいことを簡単な手紙などに書くこと」と「身近な人に尋ねたことをまとめること」の実現を図るものである。
手紙のやりとりは会話同様、一つの形であるため、返事にはもらった手紙と共通した話題があることが望ましい。そこで話題を質問という形にした。児童には尋ねたことの答えが、直接話すこととは違った、書き言葉によって返ってくることの伝え合いを十分楽しんでもらいたい。ここでは、二文から三文程度の手紙とそれについての感想を、楽しんで伸び伸びと書き、また読んでいるかを重視した指導をしたい。 |
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3.研究主題との関連
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児童は2年生になって、大きな抵抗を示すことなく、自由に文字を書くことができるようになっている。本単元では、手紙の交換という方法をとることによって書くことを楽しみ、書き慣れることを期待するとともに、相手意識を持つことにより伝えたいことや尋ねたいことを明確にして書くことをねらいとしている。
ここでは児童の書くことへの意欲づけをはかるため、発信手段を次のように選択させるようにした。 |
| (1) |
相手が同じ学校の児童、同居家族、同じ地域に住んでいるケース・・・直接手渡し |
| (2) |
相手が遠くにいて、住所が分かるケース・・・切手を貼り郵送する。 |
| (3) |
住所が分からないが、進学先の学校が分かるケース・・・電子メールで学校へ送る
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| 児童にとって、情報メディアの活用方法を知ることは、今後の日常生活の中で、児童の情報活用の実践力の高まりが予想される。このことから、本校の研究主題である「多様な情報メディアを活用し、主体的に活動する児童の育成」の達成に近づくと考えた。 |
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4.単元の目標
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| (1) |
身近な相手に進んで手紙や返事を書き、手紙で心を伝え合う楽しさを味わうことができる。(関心・意欲・態度) |
| (2) |
聞きたいことや教えたいことがよく分かるように組み立てを考え書くことができる。(書くこと) |
| (3) |
文の中の主語や述語の関係に注意しながら、敬体で手紙を書くことができる。(言語事項) |
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5.指導計画(総時数14時間)
| 時間 |
展 開 内 容 |
評価の観点 |
評価方法 |
| 1 |
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・
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教材文を読み、手紙を書く楽しみやもらう楽しみについて話し合う。 |
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話す・聞くこと |
観察 |
| 2、3 |
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・
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クラスの友だちに聞きたいことや知りたいことを集めて手紙を書く。 |
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書くこと |
観察・手紙 |
| 4 |
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書くこと |
観察・手紙 |
| 5 |
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・
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もらった返事について、いいところを見つけ紹介し合う。 |
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話す・聞くこと |
観察 |
| 6〜8 |
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書くこと |
観察・手紙 |
| 9、10 |
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書くこと |
観察・手紙 |
| 11、12 |
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・
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お手紙交換会をして楽しかったことや心に残ったことを作文に書く。 |
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書くこと |
観察・作文 |
| 13、14 |
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話す・聞くこと |
観察 |
6.本時の指導
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| (1) |
題材名 |
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お手紙こうかん会
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| (2) |
本時の目標 |
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新しく決めた相手に、聞きたいことや教えてほしいことがよく伝わる手紙を書くことができる。(書くこと)
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| (3) |
授業の観点 |
| ・ |
児童の意欲を喚起するため、様々な伝達手段を選べるようにしたが効果的であったか。 |
| ・ |
児童自身に、送りたい相手やそれに合った伝達方法をはっきりと意識させるためメモシートを活用したが有効であったか。
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| (4) |
展開 |
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◎児童指導上の留意点 ※人権教育上の配慮 ☆研究主題との関連
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具体目標 |
学習活動 |
学習への支援・評価等 |
資料・準備 |
| ・ |
学習課題を知り、意欲的に取り組もうとする。
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| ・ |
メモシートをもとに手紙を出す相手と、方法を確認する。 |
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| 1. |
本時の学習課題を知る。 |
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| 2. |
誰に、どのような方法でどんな内容の手紙を書くのか確認し合う。 |
| ・ |
相手 |
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クラスの友だち・ほかのクラスの友だち・異学年・ほかの学校の友だち・地域の人・家族、親戚 |
| ・ |
方法 |
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便せん・はがき・カード・電子メール
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| ○ |
前時までの学級内での交換会を想起させ、新しい相手と、楽しい交換会ができるよう意欲をもたせる。
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| ○ |
前時に書き込んだメモシートを参照しながら、本時の目的意識を明確にさせる。
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| ○ |
質問以外に、「おもしろかったこと」や「いっしょに何かをしよう」といった相手を誘う内容でもよいことに気づかせる。
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| ◎ |
書くことが見つからない児童には、個別の対話を通して話題を引き出す。
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| ☆ |
パソコンをはじめとする多様な情報メディアを活用し、興味・関心を高め、主体的に取り組めるようにする。
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| ○ |
T1は、全体指導に当たる。T2は、配慮を要する児童について支援する。
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| ○ |
パソコンを使う児童には、一度下書きをしてから、ソフトキーボードで打ち込むよう助言する。
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| ○ |
書き終わった児童には、別の相手に手紙を書くよう促す。
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〈評価〉 |
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・ |
自分のこと、聞きたいこと、教えてほしいことの順に4〜5段落で構成される手紙を書いている。(観察、手紙) |
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・ |
相手に聞きたいことや教えてほしいことを見つけ、2〜3段落程度の手紙を書いている。(観察、手紙)
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| ・ |
聞きたいことがうまく伝わるかどうか読み返し、間違いを直す。
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| ※ |
相手の立場を思いやり、分かりやすい文が書けたかどうか見直すよう助言する。
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| ◎ |
お互いの手紙の内容を協力して見直しているグループを賞賛する。
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