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学習指導案 /
話し合って考えを深め、意見文にまとめよう

No.000622 2003/11/18


学校種・学年 小学校 6学年
教科 国語科 、(情報教育)
小学校 6年 国語科 学習指導案/指導計画/授業アイディア
学校名 兵庫県 神戸市立泉台小学校
作成者・発表元 牛丸 景太朗
使用ソフトウェア・教材 ホームページ作成(キューブページ)
 教育用統合ソフト キューブシリーズ製品情報
「二つの意見から」光村図書6年上


1.単元名


話し合って考えを深め、意見文にまとめよう

2.教材


二つの意見から(光村図書6年上)

3.指導にあたって


本学級は男女の仲が良く、明るいクラスである。グループ活動では、話し合いが活発になりまとめたものをグループの代表としてみんなの前で発表できる児童がかなりいる。個人の発表も、自信を持って手を挙げる児童が増えてきた。物語文の初発の感想や行事後の作文は、多くの児童が自分の思いを文章に表すことができるようになってきた。それらの文章は個人のホームページに記録としてまとめ、相互に読み合えるようにしている。また、「ガイドブックを作ろう」の単元では、修学旅行での出来事を、自分たちで撮った画像を効果的に使い、見る人の立場に立って楽しかったことや感動したことをわかりやすくまとめることができた。今までの積み重ねで文章を書くことに対しての抵抗は、かなり少なくなってきている。しかし、構成を考えて文章を書いたり、推敲を重ねてよりよい作文にしていこうという意識はまだ見られない。コンピュータに打ち込む際にある程度の手直しをするのだが、誤字脱字をはじめ文章表現が適切でない作文も多数ある。
 
「二つの意見から」は対立する意見を示し、自分はどう思うのかを考えさせることから始まる。その後、各自の意見を支える理由等をまとめ、それをもとに討論会を開いて意見を交流し、一人一人の意見をより深いものにしていく。また、意見文を書く活動では、自分の意見を書くだけでなく反対意見を踏まえた上で、自分の意見も書くことを要求している。
 
討論会のテーマは「携帯電話は子どもに必要かどうか」に設定した。社会で問題になっている話題について、身近な視点から自分の意見をもたせていき、お互いの意見を深めるための討論形式をとっていきたい。また、国語科の書く活動を通して、考えをより深めさせていきたい。さらに、教科書にある意見文を手本として文章を書かせることで、一つの意見文のパターン化を習得する機会としていきたい。(1)自分の意見、(2)理由や調べたこと、(3)反対意見とそれに対する自分の意見、(4)結論、という構成を意識させて書かせていく。また、ハイパーキューブキューブページ(ホームページ作成)で、それぞれの構成ごとにページを準備し、文書作成の手助けになるようにしていく。
 
キューブページ
を使う利点は、推敲の前後の文章が残り、各自の成長が見えることと、文章や語句の挿入・削除・複写が容易に行えることである。文章の打ち込みに関してはほとんどの児童が抵抗なくでき、ソフトも何度も使っているので、内容を考えることに集中できるであろう。また、お互いに書けた文章を友だちと推敲しあうことによって、さらにレベルの高い文章を書かせることをねらいとしている。新教育課程の中での個性の尊重を大切にする考え方として、(1)個々の学習の履歴、(2)個人の学習のめざすこと、があきらかとなり、有効であると考えてこの方法を取り入れている。

4.単元目標



調べたことをもとに、自分の立場をはっきりさせて討論をする。
討論会で深まった自分の意見を文章にまとめる。


5.単元学習計画(全12時間)


学習活動

評価



教材を理解する

友だちと意見を交換し、考えが深まって例などを紹介し合う。

教科書P.105を読み、二つの意見の違いを理解する。



自分の感想や意見を発表している。(意欲・関心)



 

討論会に向けての準備をする

教科書 P.106、P.107を読み、持ち寄った資料の分類・整理の仕方を理解する。
資料を分類・整理し、問題に対する自分の考え方を明らかにする。


討論会の準備として、調べたことや自分の考えを簡潔にまとめる(書く)




討論会を行う
討論会の進め方について理解する。
討論会シートに、自分の立場や理由などを記入する。
討論会の役割や進め方を決める
討論会を行う
 ・ 友だちの意見や自分の考え・感想をメモする。


自分の意見を相手に分かるように発表することができる。(話す)
友だちの意見をよく聞き、自分の考えを確かにしようとする。(聴く)



 

 


 

意見文を書く

教科書の意見文を読んで、討論会を生かした意見文の書き方を理解する。
討論会シートをもとにして構成を考え、箇条書きにしてキューブページに打ち込んでいく。

文章を作成する

(1)

自分の意見
(2) 理由や調べたこと
(3) 反対意見とそれに対する自分の意見(本時
(4) 結論 

意見文をお互いに読み推敲を重ねる。
できあがった意見文を読み合い、学習を振り返る。





討論会を生かして意見文を書く。(書く)
 

 
  

全体の構成を考えて文章を組み立てる。(書く)

 
 

友だちの意見文を読んで、お互いによい文章にしようとする。(意欲・関心)

6.本時の学習(第4次、第5時)

   

ア)

目標
自分と反対の立場の意見を理解し認めながら、自分の意見を加えて意見文を書く。
書いた文章を推敲し、よりわかりやすいものにしていく。
 

イ)

展開
    
学習活動 支援と留意点 評価

1.

ワークシート(3)に文章を書き、印刷する。

「自分の意見」の所は空けておくように指示する。

ワークシートは2枚あるが、今回は1枚目の「文章にしてみよう」のところに直接打ち込むように指示する。

早くできた児童には、2枚目も書くように伝える。
自分と反対の立場の意見を考えて書こうとする。(意欲・関心)

2.

文章を推敲するポイントを確認する。
反対の立場の意見を理解し、認めた文章を書く
 
ポイント

自分と反対の立場の意見を挙げているか。

その意見を理解した上で認めた文章を書いているか。

誤字脱字、不適切な表現はないか。

文章例を準備しておいて、電子ボードに映しながら全員で確認をしていく。

例文中の「わたしも」や「たしかに」という言葉に注目させる。

ワークシートの「自分の意見」のところに、箇条書きで書かせる。

文章例を見て推敲するポイントを考えている。(書く)
3. 文章を推敲する。


1で印刷したワークシートの文章を赤鉛筆で直す。

新しい文章を黒鉛筆で書き加える。

コンピュータのワークシートに推敲後の文章を打ち込む。
2人組で1枚ずつ推敲するように指示する。
新しく加える文章は個人で考えさせる。
打ち込む際に、ほとんど変わらない部分についてはコピー&ペーストを利用させる。
打ち込んだあと、推敲の前後でどのように文章が変わったかを確かめさせる。
確認したポイントについて文章を推敲している。(書く)

 


 
推敲前後の文章の違いを見つけている。(書く)

7.ワークシート


討論会シート ワークシート(1)
携帯電話は子どもに必要か? 名前(        )
討論会準備メモ
1. あなたの立場 □必要である □必要でない
2. その理由(調べたことも含めて)

3. 予想される反対意見

討論会メモ
1. 同じ立場の意見

2. 反対の意見

3. 討論会の感想や、さらに考えたこと

1.自分の意見
自分の立場
 
 
自分の意見(メモ)

・ 
 
 
 

文章にしてみよう
 
 
 
 
ステップアップ

 
  
ワークシート(2) ワークシート(3)
2.理由や調べたこと
書こうと思うこと(メモ)

・ 
 
 
 
 

文章にしてみよう
 
 
 
ステップアップ
 
 
 
3.反対意見と自分の意見
討論会で出た反対意見(メモ)


 
それに対しての自分の意見(メモ)

  

文章にしてみよう
 
 
 
ステップアップ
 
 
 
ワークシート(4) ワークシート(5)
4.結論
討論会で思ったこと(メモ)

 
現在の自分の意見(メモ)

 

文章にしてみよう
 
 
 
ステップアップ
 
 
 
※意見文を通して読んでみよう
 
 
 
 
 
アドバイス
 
 
 
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