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田頭先生:コンピュータを利用した授業を行うことによって、逆に「学習の効率」の面では下がってしまうこともあります。黒板とチョークや教科書やノートを使った授業の方が効率がよい場面があります。
また、コンピュータを使うと、よくトラブルが発生します。コンピュータルーム内の子どもたちが使うコンピュータの調子がおかしく動かないということもよくあります。
ビジネスで使っているシステムをそのまま学校へ導入している所も多いと思います。子どもたちの作品を印刷する際に、「では印刷しましょう」で全てのコンピュータから一斉にプリンターに印刷をかけてプリンターが対応しきれないということが学校ではよく起こります。会社では全てのパソコンから一斉に印刷命令をかけることはありえないので、システムが対応していないのです。その他にも、授業中さまざまな不都合が発生する場合があります。
初めての先生はトラブルが発生すると焦ってしまうと思います。不測の事態への対応・操作の面での不安から、コンピュータを利用した授業を遠ざけてしまうのではないかと思います。
最新のパソコンでもトラブルは起きます。使い込めば使い込むほど、コンピュータのトラブルに遭遇する可能性が増えています。「コンピュータはそういうものだ」くらいの軽い気持ちをもっていただきたいと思います。20台や40台のコンピュータをすべて子どもに割り当てるのではなく、コンピュータの調子が悪くなった時に備えてコンピュータを交換できるように予め予備のコンピュータを設定しておくなどの配慮をしておくとよいでしょう。
また、コンピュータを使うより、紙を使った方が効率がいいという場合もありますし、すべてをコンピュータで完結する必要はありません。必要に応じて、子どもたちが使い慣れている紙や鉛筆をコンピュータと一緒に使っていくことで、学習の効率は大きく上がることが多いです。
コンピュータを使った授業では、操作面に先生の注意がいってしまい、学習のねらいが不明確になる授業をよく見かけます。
「学習の目標」をしっかり持った計画をたてることが重要です。インターネットなど操作のHOW TO
は子どもの理解が早いし、家で操作して知っている子もいます。検索も見様見真似で調べることができますし、操作について子ども達同士で教えあうことも普通に行われます。
先生は操作のHOW TO の指導ばかりを気にすると本来の学習の目標が曇ります。
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