
キューブミュージック
1 キューブミュージック2で合唱・合奏練習用CDを作りましょう
(2007/06掲載)
合唱や合奏の演奏発表会。案外、いい音やいい声が出せる人に頼っていませんか?本来、一人一人が自分の役割をこなし、自信を持って演奏をすれば、どの子も仲間と楽しくハーモニーを共有することができます。
キューブミュージック2で合唱・合奏練習用CDを作りましょう。
教師も伴奏の手から離れることで、その分、指導に対応することができますし、ピアノがなくても、音楽室でなくても、これならどこでも練習できますね。
1.キューブミュージック2で合唱・合奏曲の楽譜の各パートを入力し、WAV保存をします。
2.WAVデータをCDに書き込みます。
3.CDデッキを使って自主練習をします。
指導のコツ1
複数の子どもたちが曲を入力する時は、小節番号で割り振ります。
子どもたちが手分けして入力すると、たとえ2小節分のオーケストレーション入力でも、和音の醍醐味を味わえ、「やったぁ〜!」と感じさせることができます。
指導のコツ2
小節番号順につなぎ合わせ、強弱記号等、楽譜通りに曲を仕上げます。仕上がった曲を聴いて話し合います。曲想に修正を加えて見本を作ります。
指導のコツ3
合唱の場合、1パート〈伴奏なし〉、1パート〈伴奏付き〉、全パート〈伴奏なし〉、全パート〈伴奏付き〉、伴奏のみの入ったWAVデータをCDに書き込みます。子どもたちはCDを聴きながら練習をします。はじめは、音が取れるようになるまで音無し口パク練習や楽器の指練習をします。「なぜ?」その理由は第二回「私ってオンチ?」で説明します。

キューブレコーダー
2
「私って おんち?」
〜こっそり歌がうまくなろう キューブレコーダの活用〜
(2007/12掲載)
「私って おんち?」って子どもに聞かれたら何て答えますか?
「この音より高いね。」「ちょっと低いね。」私は、音の高低についてのみ答えるようにしています。その理由は、「音が外れている」と思われるような音程で歌っている子どものほとんどは2〜4音(例えばドを基準にした場合、ドレミファの4音)を守っていて、それ以上の高い音、低い音は努力してまでは、出そうとしない傾向にあります。(病気等で音を耳で聴きとる事ができない子どもは例外です。)そんな子どもには、音域を広げる指導を心がけています。
音域を広げる指導とは、
(1)子どもの歌声を聴いて、どの音を基調として歌い始めているかを把握します。
(2)基調としている音から何音ぐらいの音域であるかを把握します。
(3)音の階段が一歩ずつ上がったり、下がったりできるように練習に付き合います。
(4)音の階段がスムーズに上がったり、下がったりできるようになれば移調した音から歌えるような手立てを考えます。
その中の一つがレコーダを使った指導です。
キューブ レコーダを使って、こっそり歌がうまくなろう
用意するもの: コンピュータ、音楽CD、マイク、ヘッドホン、「キューブ レコーダ、掲示板(ボード)、メール」のソフト(イントラネットが使えない場合はレコーダのみ使用)
指導方法
1. コンピュータに音楽CDを挿入させて自動再生をさせます。
2. 再生できることを確認して「キューブきっず2」の中からレコーダを選びます。
3. CDから聴こえる歌入りの曲を練習します。
4. キューブレコーダで自分の声を録音します。
5. 自分の声を再生して、気に入るまで何度も録音を繰り返します。
6. 気に入った録音ができたら、保存をしてキューブ掲示板で発表したり、キューブメールを使って友達に送ったります。
<指導のコツ1>
はじめは、練習したい歌入りの曲を、ヘッドホンを使って聴きます。旋律がつかめるようになったら音無し口パク練習(歌の歌詞を、声を出さないで、口だけパクパクさせて歌う練習のこと)をします。この練習によって、言葉と音程が意識的に結びつきます。
<指導のコツ2>
いすに座ったまま、ハンカチを細長く折りたたんだものを歯でくわえ、横隔膜を引き上げてハミングで歌います。横隔膜を引き上げながらハミングで旋律が歌えるようになるまで練習をします。この練習によって、遠くまで通る歌声になります。但し、1ヶ月はかかります。
<指導のコツ3>
レコーダで録音するときは、2〜8小節ぐらいずつ録音しましょう。
自分の悪いところを少しずつ直していく過程で、だんだん自信がついてくるのと、音程をとるコツを体得するようになってきます。但し、本人の根気と努力が一番大切です。

わくわくランド
カリヨンじょうのおんがくたい



3 簡単操作の「わくわくランド」ソフトを使って鑑賞準備!
(2008/04掲載)
音楽を鑑賞して、いい気持ちになって寝てしまってもいいのは家庭での鑑賞の方法。
学校では、芸術音楽を理解するための、時代背景や楽器、音楽構成等への学習支援をしなければなりません。
そこで、低学年向き用の音楽支援ソフトですが、楽器の演奏の仕方、演奏ビデオ等が入っていて簡単な操作の「わくわくランド カリヨン城のおんがくたい」<●がくふをつくろう●ドレミまねっこあそび●がくふをしろう●ドレミでうたおう●いろいろながっき●たのしくうたおう●ドレミれっしゃ●えんそうしよう>のソフトを使って事前学習をしましょう。
本校では、障害児学級の子どもたちも楽しく使っています。
指導のコツは、
(1)ペアを組むこと
(2)開く順番をはじめに決めておくこと
です。
理由:(1)友だちと話題を共有できるため。(2)自由にすると、見てほしいところを時間内に見ない人がいる。
指導1 いろいろな楽器の中のオーケストラの楽器のところをはじめに見るように指導します。
指導2 次に楽譜を知ろうでクイズに挑戦します。
指導3 後は自由に音楽散歩をします。
学習進度に合わせて「わくわくランド カリヨン城のものがたり」にも挑戦させると喜びますよ。

キューブミュージック
4 音楽鑑賞って「飛び出す絵本」みたい・・・
(2008/10掲載)
あなたは「飛び出す絵本」って知っていますか?
本を90度開くと、その本のテーマになっている場面の絵のパーツが、所狭しとばかりにパァ!っと、飛び出してくる絵本です。
私はこの飛び出す絵本が大好きです。
私の読書法は、本を開いた時、何だか楽しそう・・・とか、何だか怖そう・・・とか、第一印象で雰囲気を自分の中に取り込みます。<1楽章 テーマの底に流れる和音進行>
次に、一つ一つ気に入った絵のパーツを見て回ります。
長く見ているのもあれば、すっと飛ばして見るのもあります。
気持ちを変えて何度も見ることもあり、その度に感じ方は変化します。<中心となっているテーマや、小テーマの転調や繰り返し>
そして、また全体を見回します。<コーダー>
納得してから次のページへ進みます。<2楽章へ>
私は芸術音楽を鑑賞していると、風景の中でそれぞれズームされた景色が旋律になって表現され「飛び出す絵本」のように聴こえてきます。
考古学者が発掘された壁画や、出土品から時代を想像するのと同じように、当時の作曲家の目を、耳を、そして、その時代の風景を辿ってみるのも楽しいでしょう。
その一つの方法として、ビバルディの「四季 春」のオーケストラ用楽譜をキューブミュージックの五線に入力して、小鳥のさえずりのところを、バイオリンの代わりに小鳥のさえずりの音色にしてみてください。時代を超えた小鳥のさえずりが聴こえてきますよ。

