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キューブを授業に活用
「地上デジタルテレビ放送の教育活用促進事業」への取り組みや「HIEN(飛燕)」への参加など、情報教育の充実した環境が整う中、栄緑小学校の子どもたちが授業でパソコンを活用する際に欠かせないソフトウェアとして、教育用統合ソフト〈キューブきっず〉がある。
学校を訪問した日は、6年生国語「詩をつくろう」という学習の中で、あらかじめ創作しておいた詩をベースに、子どもたち一人一人が自分の詩をパソコン上で1ページに“編集”する作業が行われた。
まずは詩の内容を文字入力。そして詩のイメージに合うようにページのデザインを自由に編集していった。文字色、文字の大きさ、背景の柄・色などを子どもたちそれぞれが工夫し、試行錯誤しながら詩のイメージを膨らませて思い思いに編集していく。
<キューブきっず>にはあらかじめ素材が豊富に用意されており、これらを使ってそれそれが上手に仕上げていった。また、キューブきっずに内包されるお絵かきソフト<キューブペイント>を使って、自分で挿絵を描くといった絵が得意な子もいた。
以前の授業で、動物園を見学した様子をプレゼンテーションソフト〈キューブプレゼン〉でまとめて発表するという活動を行っていることもあり、子どもたちはキューブの操作に惑いはない。今回活用したホームページ作成ソフト〈キューブページ〉でもスムーズに作成が行われいた。
キューブきっず>は、子どもたちにとって使いやすいツールです。特に制約を設けず自由に取り組ませています。」と、子どもたちの工夫する姿勢を尊重している。また、2組の今野真道先生は、「アドバイスをヒントに子どもたちは創造性を発揮していますね。」と、おおらかな気持ちで子どもたちを見つめている。
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6年1組の授業の様子
(加賀田実紀先生)
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6年2組の授業の様子
(今野真道先生)
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子どもたちに多くの夢を与えたい
情報教育に関連した授業計画を立てるなど、中心的な役割を果たしている岡田一朗先生は、「リテラシーは、計画的に行っていないのが現状です。一定のレールに乗せることなく、その都度対応していく方針です。」と子どもたちの様子を見極め、その変化を柔軟にとらえていくねらいである。
また、蔵本康彦校長先生は、「授業の中で地上デジタルテレビ放送の映像を見て、次の活動、例えば感想を書いたりまとめを行うなどの活動を〈キューブきっず〉で行うなど、連携した学習を推進していきたいと考えています。」と、より有機的にリンクした授業形態を模索している。
そして、「子どもたちの可能性は無限です。それは、媒体やツールによってパワーアップしていきます。パソコンの活用によって表現手段の多様性を知り、広がりを体験し、交流が図られます。コミュニケーション能力が培われていくと『楽しい』と感じるようになります。そのために、より良いツールは何か、どんなソフトがいいのかということを考えていく必要があると思っています。子どもたちに夢を持ってもらいたい、というのが私の願いです。それを叶えるのが学校の仕事なのですから。」と語る蔵本康彦校長先生。
豊かな学習体験の中で育まれた新しい感性は、きっと子どもたちの未来の扉を広げることになるだろう。
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