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第3回
(/全3回)
ニュージーランド |
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問題解決の授業
ニュージーランドは、オーストラリアに隣接した国で、キウイの果物と動物で知られている。ニュージーランド、オーストラリアは、イギリスの影響が大きいので、これらの国では、だいたい似たような授業形態と考えてよい。小学校では、総合的な学習が伝統的で、問題解決の仕方を学ぶ。近年では、教科の学力向上が強調されて、教科の学習に比重を置いているが、問題解決の学習はきちんと残っている。
写真1をご覧いただきたい。数人の子ども達が紙に書いているのは、ゴミ問題をいかに解決するかという学習である。このように、中心に「ゴミ問題」と書いて、その周りにいくつかの関連する内容を書いて、線で結ぶ方法は、イギリスでも、オーストラリアでも、日本でも同じである。ウェッビングとかKJ法などと呼ばれる方法で、グループの子ども達が考えた内容を、関連づけて全員が確認することで、さらに新しい発想が生まれるからである。
この例では、写真のように、包装紙を持ってきて、これを捨てたらどうなるか、など具体的にイメージしながら話し合う。話し合った問題点をリストアップし、同時に、それらの問題を解決するには、どのようにすればいいか、対策を考えて、というように、問題点、解決方法、そのためにすべき活動までまとめている。

写真1/ニュージーランドの小学校の総合的な学習
情報活用の道具
さて、このように問題点をリストアップし、解決方法を考えたら、いくつか活動する必要がある。どの程度のゴミが生じているのか、どのようなゴミの種類があるのか、それを燃焼させると、どの程度のエネルギーを出すのか、さらには地球温暖化まで関わるとすれば、グループの子ども達だけの話し合いでは難しい。どうしてもインターネットなどで調べることになる。
さらに、まとめた内容はコンピュータで保管しておく必要がある。次回の学習で、どこまで進んだかをチェックし、今後どのように進行させるかを話し合うには、これまでの活動の記録が必要だからである。その記録が、文字、デジカメの写真、イラスト、などを含んでいたら、コンピュータでなければ処理できない。記録が長期であれば、なおさら紙では難しい。このような記録がポートフォリオと呼ばれていることは、よく知られているが、文字通りデジタルポートフォーリオを作成している。

写真2/ニュージーランドの小学校のコンピュータ教室
■ 2008/04掲載
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